【第14回】時代の変化を考える

実りの秋、お蔭様でやっと稲刈り終わりました。今年は稲が多く倒れていていつもの倍、時間が掛かり当然人件費も倍の支払いになりました。農家もビジネスなのです。お米が高く売れれば、当然利益が出ます。

今から50~60年前までは、かなりお米作りは利益が出たので、皆こぞって開墾して田んぼを作ったそうです。一昔前、長男は家と田んぼを親から相続し、次男は泣く泣く家を出て会社勤めが普通でした。ですから「良く長男と結婚しろ!」と両親はいったそうです。ですが、今はどうでしょうか?

現代では、米だけの収入では、なかなか生計が難しい時代になっています。50年前こんな時代が来るとわかっていたら…。次男はサラリーマンでお正月やお盆には帰省し、田舎に帰る楽しみがあり毎週休みがあり、更に安定した収入を得て・・・そう、時代が違えば結果も変わってきます。不思議ですね!果たして、いつかまた一次産業が栄える未来が来るのでしょうか?皆さんどう思われますか?