【第205回】多店舗展開

寒い季節も過ぎ、ようやく暖かな春らしい季節になりましたね。岩手も、ようやく春到来です!以前にもお話ししましたが、私は花巻空港を横目にみての通勤をしておりますが、飛行機の離着陸何度みても飽きません、若い頃は空港が近くにあることに何とも思わなかったのですが、この頃は環境の良さに感謝しております。

ですが、残念な事に花巻は今一つ発展に欠けている地方都市なのです。新幹線、空港、高速インターなど様々整っているのですが、市は伸び悩んでいます。何故でしょうか?

今日のお話しですが、多くの経営者が勘違いしていることがあります。それは店舗数が増えると自然的にチェーン化できると思っているようですが、これは間違いです。多店舗展開は気合と根性でするのではなく、多店舗化できる事業を作ってこれを正しい手順で広げていくことがポイントになります。

たとえば1号店が儲かったから勢いに乗って2号店、3号店を出したいと考えるのは人情ですが、たいていの経営者がここでつまずきます。まず大切なことは、多店舗化の第一の条件は、1号店がメチャクチャ儲かっていなくてはなりません。

具体的な数字でいうと営業利益が15%以上です。なぜ15%以上かと言いますと、多店舗化の出店費用の原資は、既存店のキャッシュフローが原理原則です。もちろん金融機関から融資を受けますが、あくまでも多店舗化の原資は1号店のキャッシュフローです。

店舗ビジネスは投資 → 回収 → 投資 → 回収のサイクルの中で、しっかり資金を確保しておカネという土台をしっかり固めなければなりません。売れているけど利益は雀の涙。これでは投資したものが回収できなければ、余裕資金を貯めるどころか、資金不足で経営は成り立たなくなってしまいます。だからこそ15%以上の利益から、内部留保と金融機関の借り入れ、そして出店コストを貯めていかなければなりません。15%とは、そういう意味で一つの目安です。

多店舗化できるポテンシャルを持った事業ならば3年から5年で初期投資を回収していかなければならないので、私の判断基準ですが15%以下ならば、その事業での多店舗化は諦めた方がいいかと思います。もう少し詳しく知りたいと思う方は、以下URLページよりお気軽にお問い合わせ下さい。

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