【第138回】11月のまとめ

信号機よりも多い美容室、2021年美容室の数は25万件以上で今年も増え続けています。美容師の人口は53万人。ホットペッパービューティー登録美容室は4万８千件です。コンビニの数は、56,844件、信号機の数は、207,738機。ここまでは、なんとなく理解している人が多いと思いますが要は、美容室はあり過ぎています。超飽和時代なのです！

年々増え続ける美容室なのに、美容師が年々減っていく現実…恐ろし過ぎます！当たり前ですが、こんなに美容室があったら、普通に考えて儲かりません。私があえて「儲かる」と書いたのは、「儲かる」＝「溢れるくらいお金が一杯ある」イメージです。ですが実際は、サロンは潰れないけど毎月、売上とにらめっこ、みんなで毎日必死にお仕事をして、ある程度の利益が出るくらいで、成功みたいな印象ではないでしょうか？

【11月のまとめ】
店舗経営をしていく中で集客を考える時、新規客と常連さん（再来店）の割合は、やはり２対８から３対７くらいが望ましいと思いますが、新規客2割はかなりハードルが高いと思います。

新規客を増やすために割引き合戦が現状ですが、商売の基本は･･･
１．集客（良いお客さんを集めよう！）
２．顧客管理（何度も来店して貰えるように！）
３．客単価対策（利益が出る価格で販売）
なのです！

やはり広告宣伝費を使うお店は、それに伴いお客さんが来ます。お金を掛けずに売上を伸ばしたいと考えるお店は、広告宣伝費にお金を掛けないので結局、お客さんが来ません。ですが、固定費や人件費は掛かるので支出は変わらず、現金預金が減り続けます。なので、しっかり集客にはお金を掛けることが必要です。

商売は投資して、そこからどれだけ利益を得られたか？この繰り返しです。利益を再度投資して、更に利益を伸ばす。この繰り返しです。なので、「投資なくして利益なし」なのです！今の時期は、特にスピード感が大事です。年末に向けてどんどん集客した方が良いかと思います。

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