【第202回】シニア向サービス

この前あるスーパーにて、少し嫌な気持ちになりました。レジ精算終了後に焼き肉のタレを落し割ってしまい弾みで足に焼き肉のタレが掛かってしまいました。定員さんが慌てて来たまでは良かったのですが、何と私の心配ではなく、汚れた床のことだけに対応!私は何も無かったように帰りました。

さて、これからの時代、少子化や高齢化にともなって人口はどんどん減少していく傾向にあるのは間違いありません。私たちの美容業や理容業においても、美容師、理容師という職業に就く若者が減少し、人手不足に悩んでいるサロンがたくさんあるのが現状です。必然的に美容院の経営だけではなく、個人事業を営んでいらっしゃる方にとっても今後、経営による利益も先細りになっていくのも時間の問題ということも想像できますよね?

【シニア向サービスの向上】
以前は高齢者に対する美容といえば、カットや白髪染めなどが主体でありサービスは簡易的なものでしたが、高齢者の増加にともない、求められるサービス技術のスキルも高くなってきています。美容業界において若者だけをターゲットにするのではなく、高齢者向けのサービスを充実させることは、店舗の厳しい生存競争の生き残りの方法の一つではないでしょうか?

美容室の数はコンビニよりも多く、年々美容室の数は増えるのに、半分は3年以内に潰れてるのが現状のようです。いかに高齢者のニーズに合った美容サービスを提供できるか?が重要な美容業界における生き残り戦略となり得ます。高齢者の多くが薄毛、しみ・シワ・たるみ、白髪に悩みを抱えています。これは高齢者に対してターゲットにしやすい悩みであるといえます。

薄毛、白髪は男女ともに共通の悩みであり、加齢とともに現れるシミ、シワ、たるみは多くの方は30代後半から気にし始める悩みです。ボリュームを出すためにパーマをあてる、パーマ剤と相性の良いシャンプーなどのヘアケア商品をオススメするなど、高齢者向けのサービスを付け加えるなどの工夫で高齢者でも通いやすいサロン作りをする必要があります。また髪や頭皮に栄養を与え、ハリやコシを取り戻す美容液をおすすめするというのも一つの方法です。

髪の毛を太くする美容液をサロンで販売し、自宅ケアとして使ってもらうと店販の売り上げアップにつながります。高齢者の中には正しいケアを知らない方も多くいるので、自宅ケアの方法を教えてあげるのもいいかもしれませんね。

ストレスが原因で白髪が増えてしまった場合、ヘッドスパや頭皮マッサージなどでの改善もあり得るので、効果の出やすいマッサージの提案をすることもできます。白髪染めをする方に対しては髪の毛が細く、パサパサにならないようにトリートメントをセットにすると喜ばれると思います。

詳しくは楽笑美容室支援吉祥塾にて
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