【第24回】体を楽にする方法1

将来のために体を楽にする方法を学びましょう!と、皆さんにご指導しますが、大抵の方が時間がないと言います。もう儲かっているから、今更学ぶものはない!と言う方もいます。でも、この営業スタイルでは長くは続きません。

若いときは大丈夫でも残念ながら皆平等に老いていきます。体がパンクする、家族との時間がなくなる、趣味や余暇なんて考えられなくなる、そんなお店でスタッフがいてこの状況だと退職するでしょう。

儲かっているあるクライアントさんの言葉です。「儲かっているけど体がしんどい、休みを増やしたい!営業時間を減らすことも考えました。売上を落としたくない何かいい方法はありますか?」あなたならどうアドバイスしますか?

美容室の売上方程式は、売上=客数×単価でしかありません。客数はパンパンなので、もう増やすことは考えても意味はありません。単価を上げることだけに集中する単純計算はできませんが、分かりやすく・・・単価1万円、客数100人、売上100万円だとして、単価を10%アップできれば、客数は10%減らしてもほぼ売上は一緒です。

単価1万、1千円×90人=99万円。10人客数が減ることで、体は楽になる。2千円アップできれば、3千円アップできれば、ドンドン楽になります。つまり、この状況で使う仕組みは、単価アップだけです。これを実現するためには、基礎的な仕組みでは難しいです。

しかし、ここでも問題が・・・。学ぶ時間がない、そしてもう1つ、稼いでいだお金を使いたくない。こんな解決策もあります。スタッフを1人増やす。ですが、この方法も大きな問題があります。求人にお金を使いたくない、楽をするために給料分を失いたくない。しかも、スタッフは簡単に集まらない。楽もできるのに経営者の方が拒否をしてしまう。

儲かっていなくても儲かっていても、使う仕組が変わるだけで、働き方が変わります。皆さんのお店は、何か対策していますか?