【第57回】スタッフ育成
【昨日の出来事】
昨日、スタッフが新規のお客様より仕上げにて厳しくクレームを受けたそうです。よりによって新規のお客様、店に取っては痛いですよね。原因はコミュニケーション不足「カウンセリング」と思います。以前の私ですと、スタッフを呼び出しきつく注意したのですが、今は違います。
昨日は店長に帰る前にクレームを受けたスタッフを「励ますように」と一言伝えました。「店長の格を上げる」方を優先しました。この作戦が良い方に向いたようで、昨日は何も無かったかのように、今日は穏やかな雰囲気の店内です。
店長も成長しますし、クレームを受けたスタッフも成長します。スタッフの能力を伸ばし、スタッフが自発的に行動するようになる簡単な戦術ですね。皆さんどう思われますか?ご興味のある方は、「リーダー育成倶楽部」よりお気軽にご相談下さい。
【スタッフ育成】
経営者の方は、お店にいないと店の運営ができないと考え、朝から晩まで一人で頑張ります。でも、経営者がお店にいたからといって問題が解決するわけではありません。さらに、経営者の仕事は増え、休みはなくなります。実をいうと、スタッフの能力を伸ばし、スタッフが自発的に行動するようになる簡単な方法があるのです。
経営者がお店に毎日いると問題が発生してもスタッフが考えることもなく、経営者が解決してしまうのです。スタッフ自身が自ら考え解決する機会を奪っているのです。これが一番の問題なのです。
つまり、スタッフの能力が伸びない本当の原因は、経営者がお店にいることなのです。自分自身が店舗にいなくなれば、スタッフは経営者を頼れません。自分たちで考え、自分たちで解決しなくてはなりません。否応なしにスタッフが育ちます。
一見矛盾しているようですが、お店に社長がいなくなるだけで、スタッフが力をつけることもあるのです。「社長がいかに早くお店から抜けるか?」が、お店の売上を伸ばし、お店を成長させるための社長に課された最初の試練なのです。そういう意味から、社長が人財育成し、お店にいない時間が増えることによって、スタッフが自覚し能力が向上するのです。
それ以上に、社長自身が改めて自分のお店を離れた位置から客観的に自分のお店を考えるようになり、今まで気付かなかったことが見えるようになるのです。もし、あなたが自分自身の能力を更に高めたいならば、自分が人財採用と育成のスキルを身に着けてください。これも成長のための1つの選択肢なのです。
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