【第198回】1月のまとめ

ところであなたは現在、どれくらい経営に関する勉強をしていますか?現場で働く美容師時代の能力と、美容室の経営者では全く違った能力を求められます。美容室の経営者になるのに経営の勉強を一切しないで独立開業してしまう人が多いのがこの業界の特徴でもあります。中には経営に関して多少の勉強をしている人もいるでしょうが、それはSNSや美容雑誌などで特集されている有名美容室や人気美容師の経営の仕組み、ノウハウ、情報を見ているだけなのです。

そもそも、そのような有名美容室や人気美容師は全国の美容室が存在している中でも、一部の特殊な美容室なのです!なので、部分的にマネしたとしても到底自分の美容室では再現できないと思ってください。それよりも、自分のお店のコンセプトは?ブランディングは?出店地域にマッチしているのか?この先、どうやって美容室を継続していくか?

ターゲット層が明確でないと、美容室は繁盛していきません。ターゲットをはっきりさせないと、お客様に「自分のための美容室だ」と思ってもらうことができず、かえって誰の印象にも残らない美容室になってしまうためです。また、店舗のターゲットと実際に来店されたお客様がミスマッチしている場合も、美容室がうまく繁盛しない原因となってしまいます。ターゲットと実際のお客様のミスマッチは、提供する商品やサービスのミスマッチに繋がるためです。

美容室を繁盛させるには、ターゲットを明確にし、ターゲットと実際のお客様とマッチさせる必要があります。美容室経営を成功させるためには、自店の美容室にしかない魅力を作り上げていくことも大切です。

しかし一方で固定費の掛け過ぎや広告費を少なくしてはいけません。これらは、美容室経営における赤字の最大の原因になってしまいます。まずは美容室経営を行うなかで、赤字にしないために意識していきましょう。そして堅実に売上をあげていくことが重要かと思います。

【美容室経営の基本】
美容室経営の基本として参考に、売上に対しての家賃比率は10%以内「理想は5%以内」に収める事が理想です。鏡1枚セット面1につき、月間売上40万円~60万円が目安になりますので、5つあるということは、200万円~300万円が見込めるということになります。

私の一言!皆さんこれだけは覚えて下さい!経営面で大事な事は、前事業年度前半期の課税売上高が1000万円を超えなければ、個人事業主で2年、その後、法人成りして2年の計4年は消費税納税が免除になります。言い換えれば5年目からは消費税の納税義務が生じます。また、年商5000万円未満なら、簡易課税「消費税抜きの年商×10%×50%」ですが、それでもかなりの額。年商4000万円なら、「4000万円×10%×50%=200万円」になります。

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