【第47回】経営者になる
2月3日、昼頃さりげなくカバンを取ろうとしたところ腰に激痛が走り・・・痛みが続くので念のため病院にて検査したところ何も異状なし!なんと、ギックリ腰とのこと。
大事を取り自宅にて療養中!暇なので引き出しの整理をしていたら、偶然にも1999年5月に行ったハワイ旅行のアルバムがありビックリ!さらに若い自分にビックリしました。かなり痩せています。髪の毛も今より多くてさらにビックリ!特にトップが・・・。
生き物は皆年を取ります。当然ながら私たちも平等に年は取ります。20代の頃には全く感じなかった体に起こる変化もありますし、どんなに頑張っていても体力的な衰えは否めません。ですが、人は年を取るのですが、厄介な事に心は年を取りにくいそうです。なるほどと、つくづく思います。
ある学者の方曰く・・・動物は年齢を増すごとに死の準備をするそうです。けれど、人間は心が年を取りにくい為に本来年齢的には色々準備しなければいけない事が沢山あるのですが、何もしない為にまわりに迷惑を掛けてしまう事が多いようです。
心が若い事は良いのですが、年齢とのギャップが問題なそうです。私も気持ちは思春期の真っただ中、でも残念ながら体は60代なのですね。悔いの無い人生を送る努力したいと思います。お互い、後悔しない一年にして行きましょう。
【技術者から経営者になる】
技術を磨いているのに・・・
・安売りで売上が上がらず、お金に余裕がない。
・売上を上げたいけど、何をしていいのかわからない。
・遅刻やドタキャンする嫌なお客様でも断れない。
といった状態で悩んでいる方が多いサロンは、技術ありきです。技術者として技術を磨くことは大切なことです。ですが、 技術が良いだけではお客さんは来ません。なぜなら、いくら技術だけ磨いても「あなたの良さ」は、お客さんに伝わらないからです。
いくら技術が良くても、その良さを伝えなければ、「良さそう」とお客さんに感じてもらうことはできません。お客さんに来てもらうためには、技術を磨くことも大切ですが、あなたの良さを伝えることがもっと大切 ということです。
サロン業界では・・・
・技術が全て!
・技術に終わりはない!学び続けることが大事。
・技術を磨けば、お客さんはついてくる。
という考え方が根付いていますよね。
だから、 サロンオーナーさんが技術を第一に考えてしまうのは仕方のないことかと思います。ですが、技術は良くて当たり前!安くて当たり前!という時代です。他のサロンと同じことをしていても そのたくさんあるサロンの中に埋もれてしまいます。あなたのサロンを選んでもらうには、他のサロンと違うことをする必要があるのです。そのために、あなたが今やるべきことは何でしょうか?
目先のことだけでなく、長期的な目線で考えて行動できる!ということです。経営者になるためには、 最初に何をしたらいいのでしょうか?それは、 常識を疑うことです。
例えば・・・
・技術にたくさん投資して、技術を磨き続けるべき。
・近隣サロンと価格を合わせるべき。そうしないと来てもらえない。
・お客様は神様!嫌なお客さんでも、来てくれるだけ感謝すべき。
といったことがサロン業界の常識です。でも、これらの常識は真実ではありません。
私のクライアントは、この常識を破ったからこそ成功をしています。実際に・・・
・売上が赤字でも、お金がないからこそ経営や集客に投資をする。
・価格は、近隣サロンの相場より高く設定する。
・客数が少ない時から、嫌なお客さんはキッパリ断る。
といった感じで、常識に囚われずに行動してもらいました。
その結果・・・
・近隣サロンより価格が高くても毎月10名以上の新規集客ができる。
・値上げしても、理想のお客さんが集客できる。
といった感じで、早い方は3ヶ月で 安定したサロンへと成長しています。
「常識を疑うこと」が、 技術者から経営者になるための第一歩です。あなたもまずは、 常識だと思っていることを「本当にこれはそうなのか?」と疑うところからスタートしてみてください。