【第131回】決断力

新型コロナウイルスによる影響で、やむを得ず閉店や倒産を余儀なくされるサロンも少なくありません。コロナ禍において、リピーターの存在は店舗経営にとって欠かせない存在であり、そのため顧客満足度が高いサロン作りはとても重要になっています。なんらかの理由によってお客様を失う顧客離れを防ぐために、リピーターになる動機である再来店したいと思うポイントについてのセミナーを、今月のリーダー育成倶楽部にて開催！

10月に入り全国で緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだコロナの影響が確実に出ている美容室控えが続いています。ある資料にて抜粋「コロナ禍で44％の女性が美容室に行く回数が減った」というものです。コロナ禍での生活変化を聞いたところ（複数回答）、7割近くの女性が自宅で過ごす時間が増え、6割強がおしゃれをする機会が減り、美容室に行く回数が減った女性も4割を超えているそうです。

【決断力】
なかなか出来ないことは、事業の撤退です。これが出来な人が大変多いと思います。赤字店にしがみついてしまうことで利益が減る。思い切って移転、再出発した方が利益を出やすい。傷が浅いうちに撤退し、また再就職して1から出直し、その間に資金や計画を立て直し、再度起業にチャレンジするといったチャンスも十分見込めます。

しかし、撤退ラインなどを意識せずなんとなく上手く行くだろう！で、事業をはじめて上手くいかなかった時は、ズルズルと資金が底をつくまで続けてしまい、自己破産等で再起が非常に困難になってしまうこともあります。

独身か、家族がいるか、事業の後始末や再就職のための準備、再就職してから給料が振り込まれるまでのタイムラグなんかを考慮すると生活費の3か月分の資金が限界ラインとし、それが尽きたら撤退を具体的に検討するというのが現実的ではないでしょうか。撤退するか、しないかは仮説を立てて判断するしかないかと思います。

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【リーダー育成倶楽部】
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