【第158回】値上げのタイミング

今日は、東日本大震災からちょうど11年目の日です。たくさんの方が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。先日のテレビにて、ラーメン店なのに客のほとんどが注文するメニューは、なんとステーキ定食なのです!

店主の自慢は、塩ラーメンなのですが・・・。毎朝スープから仕込んでいるのですが、残念ながら塩ラーメンは、ほとんど出ないそうです。ある日から体調を崩したのをきっかけに朝から仕込むラーメンのスープを一ヶ月作らなかったそうです。そうしたらガス代が18,000円も浮いたそうです。さらにはスープの材料代も掛からず、その月は利益が多く出たそうなのです。

それで、店主は気付きました!自慢の塩ラーメンを無くすことにより利益が出る!更に朝の仕込み時間が無くなる!要するに仕事が楽になる!それからは、塩ラーメンは辞めて、メニューをステーキ定食のみにしたそうです。

皆さんのお店で人気の無いメニューはありませんか?飲食店も美容室も同じです。メニューの見直しをしていきませんか。

【値上げのタイミング】
今日のお話は、「値上げのタイミング」です。値上げのタイミングを間違えると大きな失客につながります。そこで、値上げのベストなタイミングをご紹介します。失客を最小限におさえながら、値上げを成功させましょう!

1. 客数が増えた時:お店全体の客数が増えた時は、値上げを考えるタイミングです。所属する美容師の人数に対して、顧客が増え過ぎた場合は忙しさからサービスの質が下がる恐れがあります。このタイミングで値上げを考え、顧客を絞ることでサービスの質を維持できるでしょう。この場合は、多少の失客があってもメリットとして捉えられますね。

2. 指名客が増えた時:美容師の指名をする顧客が増えた時もベストなタイミングです。指名客=固定客と捉えられるので、失客のリスクが少ないでしょう。また、指名客が増え過ぎた場合、お店全体の客数が増えたときと同じようにサービスの質の低下が懸念されます。

3. 優良顧客を絞りたい:優良顧客に絞りたいタイミングでの値上げも有効です。お店全体の客数が増えた時や美容師の指名をする顧客が増えたときには、値上げによって優良顧客に絞ることができます。優良顧客を絞ることでお店・スタッフにとって、「顧客の単価が上がる」などのメリットが考えられます。

お店によって「優良顧客」の定義は異なりますが、客単価や来店頻度など、各店舗で設けた基準を超えた顧客を残し増やしていきましょう。そのため、値上げ前には独自の「優良顧客」の基準を明確にし、スタッフ間の共通認識にしておくことも重要です。

値上げによる失客に怯えることなく、挑戦して下さい。ただし、値上げされる際は、慎重にご検討されることをお勧めします。
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