【第168回】5月のまとめ

皆さん売り上げは計画どおりに進んでいますか？1月から4月までの試算表は出でいるはずです！4ヶ月をみれば、今年の計画がハッキリしていきます。売上、利益が伸びているお店は、伸びた利益で、より集客にお金を掛けれてどんどん繁盛して、売上、利益が減っているお店は、減ったために割引集客して余計に利益を減らしていく。

「肝心なのは、お店が波に乗って安定してきたらそれで安心と言う訳ではなく、波に乗って来たからこそ次の手を打つ！先手先手でお店に新しい収益源を作る事を考えましょう」店舗を拡大するのは簡単です。しかし、それを維持するのは難しいです。個人店の方も店舗を増やしたい方もいると思いますし、店舗を増やすことを否定はしません。

しかし、誰しもがその増えた店舗を維持運営できるかと言うと、正直 難しいと思います。お店を出すことは誰にでも出来ます。個人店であれば、３店舗までなら、なんとか今の器でもいけます。でも、それ以上となると、経営者に求められる能力が一気に高くなります。なので、個人店さんの場合は、末永く考えると、最大３店舗くらいがちょうど良いと思います。

規模を維持する、継続性の難しさ、店舗を経営していく上で大切なことは、そのお店を続けていくこと。その中で、社会情勢の変化もあり、周りには新店舗も出来るでしょう。お客さんにとって、絶えず新しいお店の選択肢が増えている状況下で、自分のお店を継続的に利用してもらうって大変なことです。そして、自分のお店でもスタッフの離職やスタッフの独立もあるでしょう。

中には店長と一緒にスタッフもごっそりと一緒に辞めてしまい、お店の運営が出来なくなったと言うお店もあることも現実です。せっかく、育ったスタッフも事情で辞めてしまい、また１からやり直し。この繰り返しでもあります。

変化の激しい時代の経営論、今後の店舗を取り巻く環境は、収入格差の拡大、消費者の二極化、仕入れ単価の高騰、予想外の突発的事象の発生など、いずれも自分には関係なさそうだと思うことが起きるかも知れません、ピンとこないかもしれませんが、財務、資金繰りに影響を与えてきています。しかし、多くのお店が、こうした変化に対して、場当たり的な対応が多く抜本的な対応ができてないです。成長するために拡大よりも先にすべきこと。

これからの時代は、変化に対して、その変化に対応しお店も変わっていかないといけないのです。お店を取り巻く変化に対する「変化対応力」が、今後とも求められています。そして、変化に対応しながら収益力をつけていく努力を心掛けしましょう。

【5月のまとめ】再確認
売上、利益が伸びているお店は、伸びた利益でより集客にお金を掛けれてどんどん繁盛して、売上、利益が減っているお店は、減ったために割引集客して余計に利益を減らしていく。

なので、お店が波に乗って来たらそれで安心と言う訳ではなく、乗って来たからこそ、次の手を打つ。先手先手でお店に新しい収益源を作りましょう！

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