【第171回】就業規則を作る

オートフｱ―ジーダイエット「16時間断食ダイエット」開始して約一ヶ月が経ちます。体重が減る嬉しさが芽生えると、リバウンドを恐れ自然に食事の工夫をするようになりました。不思議ですね。もう少し続けたいと思います！

同じようにお店の売り上げが上がれば、利益が出る工夫を自然に出来る用になります。ここで大事な事は、経費は売上を作るためのお金＝投資です。したがって、闇雲にコストを削減するだけでは売上が減ります。人件費＝給与を抑えてしまえば、働くスタッフのモチベーションに影響し、最悪離職してしまいます。それによって売上が減ってしまいます。

販促費を抑えようとすれば、新規客が来なくなる可能性もあります。備品や器具でも古くなったものを交換やメンテナンスなしで、何度も使っていれば、サービスの低下を招きます。仕入れ商材を安いモノに変える場合も同様で、価格に見合ったサービスを提供できなくなる恐れがあります。

損益計算書では、売上から原価を引いて、さらに販管費を引いて利益がでるように読めてしまいますが、実際は販管費を使って、仕入れをして、結果として売上ができるという順番です。それをわからないと、売上が伸びなくなった時に、まずコスト削減に取り掛かってしまいます。コスト削減の前に、今の経費でサービス向上できる方法や集客を増やす方法を考える癖をつけましょう。

【就業規則を作る】
前勤務先のルールが嫌で「もっと自由にサロンワークをしたい」と思う人もいますが、実際にはルールがあってはじめてサロンが機能することに気がつきます。ルールを作ることで、お客さまに統一したサービスを提供できる、スタッフが働きやすくなる、サロンコンセプトを体現できる、といったメリットを見てきました。

逆にルールを明確にすることで、そのルールに従えない人が出てきます。残念ながらそういうスタッフと一緒に働くことはできません。スタッフから嫌われるのが嫌でルールを曖昧にすると、スタッフはさらにストレスが溜まることになります。また自分の好きなやり方で接客をするスタッフもでてきます。

サロンのすべての責任はオーナーにあります。したがってオーナーがルールを作ることは当然の権利です。オープン前はバタバタしていて難しいかもしれませんが、明確なルール設定をしていって欲しいと思います。

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