【第183回】魚の釣り方を教える

魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ!から考える教育論についてお話しします。中国語では『授人以魚 不如授人以漁』と言われ、「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし、人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」と言う老子が言ったとされる言葉です。魚を与えるとは、答えを教えること「魚を与える」というのは、教育・指導の場面に置き換えると・・・「答えを教える」と言い換えられます。

たとえば・・・
・クレーム対応を代わりに行う
・提案資料を代わりに作ってあげる
・目標数値を代わりに立ててあげる
といったイメージです。

仕事において、多くの人が、答えを教えて欲しい(=魚をください)という要望を持っています。なぜなら、それによって目の前の問題がすぐに解決するからです。ただ、魚を与える事にはデメリットが伴います。それは、次に同じ様な状況が起きた際に再びまた魚を与えないといけない、という点です。

まだ自分では問題解決が出来ない上に、簡単に仕事が終わる旨味を知っているが故に「あのーすみません、またクレーム対応してもらっていいですか?」みたいな話になり、延々と対応を続けないといけなくなります。釣り方を教えるとは、アプローチを教えることです。一方で「釣り方を教える」というのは、教育、指導の場面に置き換えると、「やり方・解き方を教える」と言い換えられます。

例えば・・・
・クレーム対応の方法を教え、対応は自分でやってみてもらう。
・提案資料の作り方を教え、作成は自分でやらせてみる。
・目標数値の立て方を教え、実際の数値は自分で決めてもらう、といったイメージです。

釣り方を教えるメリットは?釣り方を教えるメリットとしては、教えた事が習得されれば、次回からは再び教えることなく本人自身で解決できるため、教える側は1回の手間で済む、楽になるという点が挙げられます。更に言えば、教わった本人としても自身で問題解決できる様になるため、自分に自信が出てくる点もメリットとして挙げられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【リーダー育成倶楽部】
ご興味のある方は、以下URLよりお気軽にご相談下さい。
https://kissho-juku.com/leader/

【安いメニューを割引せず、高いメニューを割引する】
リーダー育成倶楽部にて無料にて伝授します!

1メニュー単価の改善対策
2入店率の増加対策
3再来店間隔の短縮策
4来店回数の増加策
5新規客数の増加策

売り上げを伸ばしたいが、何から始めればいいのかわからない方へ、実行すべきことと優先順位のつけ方。ご相談下さい
https://kissho-juku.com/contact/

美容業の経営者の方へ「儲かるお店の方程式」を伝授します!私と一緒に抱えている問題点を解決し利益を伸ばしませんか?

このメールは美容室支援「楽笑経営吉祥塾」が発行するメールマガジンです。美容室経営者・これから起業する方ための、新規・集客・売上アップ・スタッフ育成・求人に関するサポートプログラム「楽笑経営吉祥塾」が配信しています。

美容室経営歴30年。小売、飲食、美容業の「儲かるお店の方程式」とは?